周りの受験生たちはみんな予備校に通っている、あるいは通い始めたけど自分は予備校に通っていない。
予備校に通った方がいいだろうか?独学でも大学受験はできるだろうか?
こんな悩みを持った受験生はきっと多くいると思います。
なにせよ、僕もその一人でした。結論からはっきり言います。
大学受験は独学でも合格を目指すことができます!
ここからは僕がこのように断言する理由を僕の経験をもとにお話しして、
大学受験を独学で勝ち切るための勉強を大まかにご紹介します。
なぜ独学でもいいのだろうか?
まず、この問いに答える際に独学と予備校のメリット、デメリットをそれぞれ書き出してみましょう。
独学 メリット
- 自分のやりたい学習ができる
- 自分に必要な学習ができる
- 自分のペースで学習ができる
- 予備校と自宅の往復時間の省略
- 自分が納得できるまでとことんやれて、何度も復習ができる
- 費用が予備校に比べてはるかにかからない
デメリット
- ずっと一人でやっているのでモチベーションが大変
- どうしてもわからないことがあっても聞けない
- 集中できる環境が必要
- 自分がやっていることが正しいかという不安
- 誘惑が多く、さぼろうと思えばいくらでもさぼれてしまう
予備校 メリット
- スケジュール、リズムがつくられるので、いやでも勉強ができる
- 勉強ができる環境が整っている
- いつでも聞きたいことが聞ける
- 予備校講師による指南がもらえる
- 同じ予備校の友人と励ましあえたり、ライバルとして高めあえる
デメリット
- 自分がやりたい学習ができない可能性がある
- 理解できなくても授業は進んでしまう
- 授業や課題で手いっぱいになる場合がある
- やっているだけや、やらされている状態になってしまう可能性がある
- 独学に比べ費用がはるかにかかる
以上、それぞれのメリット、デメリットを挙げてみましたが、このように見てみると予備校のメリットはやはり大きいです。
しかし、予備校に通う費用が非常に大きいことはもちろん(1年でおよそ100万円ほどと考えていただければ大学1年分の学費ですし独学で同じ大学に合格することができれば100万円もお得です)、
なにより学習面で重要かつ、大きなメリットになるのは黄色のマーカーをつけた
”自分が納得できるまでとことんやれて、何度も復習ができる”です。
学習に大切なこととして理解度と暗記が挙げられます。そして、暗記に何より必要なことは反復です。
この点において独学は予備校に通う場合と同等、もしくは勝っていると僕は考えています。
予備校のデメリットで挙げたように”理解できなくても授業は進んでしまう”のです。
大手予備校の集団授業を想像してみましょう。
たとえ、優秀な講師の優れた授業でも集団のなかに理解が追いついていない人間はいます。
集団は遅れてしまった人のために立ち止まれません。
こうして理解は追いつかず、授業や課題に手いっぱいになり、反復どころではないのです。
すべての授業や学習内容をすぐに理解して進み続けられる人はそう多くはありません、むしろ一部ではないでしょうか。
理解の指標は人に説明できるレベルまで理解できているかということです。
この点を意識して時間をかけてでも学習し、反復をひたすら繰り返すことで独学の強みが生まれます。
何より重要なものはやる気
予備校へ通うことのメリットは大きいですが、それもやる気がある前提のものです。
やる気がなくてはせっかく高いお金をかけて予備校に通っても勉強が全く身になりません。
もちろんそれは独学にも言えることです。やる気がなければ志望校に合格などできません。
しかし、やる気を持っていれば精神面が多い独学のデメリットはほとんどないようなものです。
わからないことは学校の先生に聞き、自宅で集中できない人は図書館など自分が集中できる場所を探し、悩みは学校で友人に素直に相談すればいいのです。
やる気を持ち、これらのことを実践し、さらに全段落の黄色のマーカー部分を鑑みたら独学でも充分、大学受験合格を目指すことができるのです。
では、どのように独学していけばいいのか?
独学でも大学合格は目指せるといったものの、実際に授業も講師もいないのにどのように学んでいけばいいのか?
それは優れた参考書の選定に始まり、その参考書をもとにスケジュールを組み、参考書の知識を自分のものとすることに尽きます。
そもそも参考書というものは有名な予備校の優秀な講師方が手掛けているものがほとんどです。そこにすべてが詰まっているんです。
なので予備校の授業を受けなくとも本来、その参考書を理解し、極めることができれば、それで力は着実につくはずです。
ただ、内容を一人で理解しきることは容易ではないので説明や解説が丁寧な参考書が望まれます。
よってこのサイトでは実際に僕が大学受験時、使用して優れていると思った参考書を紹介していこうと思います。
まとめ
今回の記事ではやり方とやる気次第で充分、大学合格を目指せるという趣旨の内容を書かせていただきました。
そもそも当サイトに行き着いた受験生及び1,2年生の皆さんは大学受験を真剣に考え、向き合い挑戦しようとするやる気を持つ学生だと思います。
他の記事では具体的に参考書を紹介していくのでぜひ、皆さんの受験を応援させていただきたいと思います!
追記
独学で乗り越えられるとはいったものの、やはり一人で学び続けることの精神的負担や嚙み切れない内容の問題はでてくるかもしれません。
大学受験自体のシステムや知識の不足もあると思います。
そんな方には必要に応じて家庭教師としてお手伝いさせていただくことも可能です。(担当教科はおよび対応レベルは下記著者プロフィールをご参考ください。)
現在は中学生の家庭教師を担当しており、塾での高校生の指導も経験済みです。
もし、気になる方がいましたらお問い合わせよりお気軽にこちらについての質問、申し込みなどお寄せ下さい!
著者の受験プロフィール
受験教科
英語、国語(現代文、古文)、世界史B
合格実績
在学中H大学法学部法律学科合格(T日程およびA日程)
学習院大学法学部法学科合格(コア試験)
成蹊大学法学部法律学科(A方式合格)
成城大学法学部法律学科澤柳奨学金特待生合格(A方式)
東洋大学法学部第一部法律学科合格(一般前期3教科国語重視)
専修大学法学部法律学科合格(全学部統一入学試験)