大学受験の世界史B、参考書をそろえ受験勉強を始めよう、あるいはやっていく中で一問一答は買った方が良いのか、
また、どのように使うのか?と疑問に思う受験生は多いのではないでしょうか。
では、その問いに簡潔にお答えしたいと思います。
一問一答は特別用意する必要はない!自分で作る!
復習用に使う!
この記事ではなぜ僕がこのようにお答えするのかを説明したうえで自分で作るとはどういったことなのかお話しし、使い方をお伝えしていきます。
なぜ一問一答を特別用意する必要がないのか?
まず、歴史を学ぶ上で重要なことは流れを理解することです。
特に世界史では小中学校ではほとんど触れておらず、高校でも世界史Aしか学んでいない学生を含み、全体の流れがほとんど理解できていません。
したがって世界史Bにおいては問題集の文を読み、そのまま暗記することによって流れを理解し、進めていくことが重要です。
そのため短文で前後の文の流れがない一問一答は特別必要がないのです。
また、問題集と出ている問題はほとんど同じなので問題集に取り組んでいれば足りるともいえます。
自分で作るとは?
一問一答などをやるときに簡単な問題やわかっている問題を何度もやるのは時間のロスですよね。
なので必要なのは間違えて暗記しきれていない問題とよく出る重要な問題だけなのです。
そして先ほど一問一答の問題と問題集の問題は重複しているといった旨をお話しさせていただいたので、それを利用します。
問題集で間違えた問題を抜粋して、自分で一問一答形式の短文に書き換えてノートにまとめるのです。
そしてそこに模試や過去問の間違えた問題を同様にまとめていきます。
そうするだけで市販の一問一答に負けない実践的な一問一答ができあがります。
そうすれば模試をやり直す手間も省けて効率的に復習できます。
また、近年の他大学の過去問で出た内容が数年後に他大学の入試に出ることはよくあるのでその対策を行うこともできます。
これが実際に僕が作って使っていた一問一答ノートです。
ちなみにこのようなページが50~60ページあります笑
問題をシャーペンで書き、答えを赤ペンで書くことで赤シートで隠し効率的に暗記することができます。
自分で問題文を考えてまとめることもあるため問題がこのように聞いてきたらこのように答えるという一連の思考も身につけることができます。
使い方
使い方といっても非常にシンプルで復習用に使うということです。
上記のように作った一問一答ノートはまず、問題集で間違えて一問一答にした日のうちに覚えるまで反復しましょう。
あとは数日おきに復習し、ひたすら反復回数を意識しましょう。この反復効率の良さが一問一答の強みです。
また、入試直前まで使えてテスト前の空いた時間にやるのもいいでしょう。
でもやっぱり市販のものが安心できるという方におすすめの一問一答
自分で一問一答を作って使えばいいといったものの、やはり市販のものが安心できていいという受験生はいると思うのでこちらでは有名なものを挙げるので参考にしましょう。
トップレベルの問題数と難易度で早慶上智レベルまでの問題集です。
こちらも問題数と難易度が高く、年表がついていることで流れを意識して学習することもできます。
定番の山川さんのもので入試問題は山川さんの教科書や問題集からでるといわれているので山川さんのシリーズで揃えたい人はこちらにしましょう。
レベル別になっていて自分のレベルに合わせることができます。有名な一問一答は早慶上智レベルまでと高い設定ですがこちらはMARCHレベルまでの受験生に最適です。
まとめ
今回の記事では一問一答は自分で作り、復習用として効率的に活用するといった旨の内容を書かせていただきました。
一問一答をつくる材料である問題集はこちらで紹介しているのでぜひ参考にしてみましょう!
追記
独学で乗り越えられるとはいったものの、やはり一人で学び続けることの精神的負担や嚙み切れない内容の問題はでてくるかもしれません。
大学受験自体のシステムや知識の不足もあると思います。
そんな方には必要に応じて家庭教師としてお手伝いさせていただくことも可能です。(担当教科はおよび対応レベルは下記著者プロフィールをご参考ください。)
現在は中学生の家庭教師を担当しており、塾での高校生の指導も経験済みです。
もし、気になる方がいましたらお問い合わせよりお気軽にこちらについての質問、申し込みなどお寄せ下さい!
著者の受験プロフィール
受験教科
英語、国語(現代文、古文)、世界史B
合格実績
在学中H大学法学部法律学科合格(T日程およびA日程)
学習院大学法学部法学科合格(コア試験)
成蹊大学法学部法律学科(A方式合格)
成城大学法学部法律学科澤柳奨学金特待生合格(A方式)
東洋大学法学部第一部法律学科合格(一般前期3教科国語重視)
専修大学法学部法律学科合格(全学部統一入学試験)