受験生になったものの実際にどのくらいの勉強時間をこなせばいいのか疑問に思う受験はきっと多いのではないでしょうか?
実際に僕も何もわからないまま受験生になり、何をやってどのくらい勉強したらいいのかも全く分からない状態でした。
では、僕が考える必要な勉強時間をまず簡潔にお答えしたいと思います。
理想は平日4時間、休日10時間!
平日3時間、休日8時間は確保する!
この記事では実際にデータを参照したうえで僕の経験をもとに、なぜこのように考えるかお話ししていきます。
また、あくまで勉強は時間をかければいいわけではなく、目安としてのものなので注意するようにしましょう。
※この記事は主に偏差値60付近、およびそれより下の高校に通う受験生、またMARCHレベルまでの志望の受験生に向けて書かれています。
目次
なぜ平日3,4時間、休日8~10時間?
実際に受験生の勉強時間はどのくらいか
ここに関してはデータを参照してみたいと思います。
今回使わせていただくデータは全国大学生活協同組合連合会さんによるサイトを見ている現役受験生への2021月6月から11月に行われたアンケートをもとに作られています。
引用元:アンケートで集める受験生の“今” |全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連) (univcoop.or.jp)
6月から11月は受験生が最も勉強時間をとらなければいけない時期で,
こちらを参考にしてみても3から5時間が多く、こちらを平日として休日を考えてみても単純に2倍して6時間から10時間です。
このように考えてみると僕が冒頭で述べた勉強時間も当てはまってくるのではないでしょうか?
僕が行っていた勉強時間
僕は平日5時間、休日10時間という話を先輩やネットで聞いてそれを意識していましたが、これを受験の最初から最後までずっとというのは実際にやった身としてかなりきついです。
特にきついのは平日です。自宅との往復や授業を含め、学校生活は体力を使います。
帰ってきてからすぐに勉強を始めて、ずっとやり続けるのは大変です。
また、今まで中間期末の際にしかほとんど勉強していなかったり、それも1日中やっていたわけではなかったので、
いきなり上記の時間を毎日行うということはかなり厳しかったです。
そのため僕の場合は平日は少し少なめにして、休日は夏休みをピークに段々と時間を延ばして慣らしていき、10時間を目指してやっていました。
具体的には
春休み~1学期 平日:3時間~4時間 休日:7時間~8時間
夏休み 毎日:9時間~10時間
2学期~12月 平日:3時間~4時間 休日:8時間~10時間
入試まで 平日:3時間~4時間 休日:8時間程度
こちらを見てもらえばわかるように平日は最初から最後まで少し少なめの3,4時間、休日は7,8時間から始まり、
ピークの夏休みに10時間と最も時間をとりながら12月までそれを維持しつつ、入試に向けてペースを落としていっています。
実際にスタプラで僕のデータを見てみよう
スタプラとは自分の勉強時間を記録し、まとめたり、振り返ることができるするほか、
友人と勉強時間、勉強しているものを共有したりできるスタディプラスのことです。
モチベーションをあげたり、自分が何をしていたか、
なにをするのかとデータとしてみることができるので大学受験生にはおすすめのアプリです。
1学期抜粋
夏休み
2学期から12月抜粋
入試直前抜粋
多少の違いはあるものの、ある程度は先ほど述べた時間の通りに進んでいることがわかっていただけるでしょうか。
春休みはまだアプリを入れていなく、統計できていなくて申し訳ないです🙇♂️
周りの受験生たち
ですが、周りの受験生はMARCHレベルを目指していた生徒や意識の高い受験生はやはり平日5時間、休日10時間はやっていましたし、もっとやっていたという生徒もいました。
塾になかば拘束、、、なんて生徒も笑
対してあまり意識の高くない生徒は上記の勉強時間を話すとそんなにやっているの!と驚かれたり、感心していたりしました笑
やはり人によって異なることはわかってもらえると思いますが、自分自身が必ず合格したいと思うなら勉強時間の確保は必要です。
ただ、僕よりも時間を多くとってやっていた生徒も受験が終わってみたら不合格だったという話はたくさんありました。
「量」だけでなく、内容、つまり「質」も重要で意識しなければいけないことがわかりますね。
まとめ
データを参照すると平均はおよそ平日3~5時間、休日6~10時間!
この平均の中で自分にあったペースを創り、できる限り時間を確保することが重要。
僕のおすすめは平日が少し少なめの3,4時間、休日はしっかり8~10時間!
「量」だけでなく「質」も意識すること、となりました。
他の記事では参考書や勉強法を紹介しているのでぜひ参考にして「質」の高い学習を心掛けましょう!
追記
独学で乗り越えられるとはいったものの、やはり一人で学び続けることの精神的負担や嚙み切れない内容の問題はでてくるかもしれません。
大学受験自体のシステムや知識の不足もあると思います。
そんな方には必要に応じて家庭教師としてお手伝いさせていただくことも可能です。(担当教科はおよび対応レベルは下記著者プロフィールをご参考ください。)
現在は中学生の家庭教師を担当しており、塾での高校生の指導も経験済みです。
もし、気になる方がいましたらお問い合わせよりお気軽にこちらについての質問、申し込みなどお寄せ下さい!
著者の受験プロフィール
受験教科
英語、国語(現代文、古文)、世界史B
合格実績
在学中H大学法学部法律学科合格(T日程およびA日程)
学習院大学法学部法学科合格(コア試験)
成蹊大学法学部法律学科(A方式合格)
成城大学法学部法律学科澤柳奨学金特待生合格(A方式)
東洋大学法学部第一部法律学科合格(一般前期3教科国語重視)
専修大学法学部法律学科合格(全学部統一入学試験)