大学受験 受験勉強はいつから始める?

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受験勉強は本格的にはいつから始めればいいのかという疑問を持っている受験生を含む高校生は多くいると思います。

ではいつから始めればいいのかという問いに簡潔にお答えすると、

できる限り早く!

3年生の春休みには始める!

この記事ではなぜ僕がこのようにお答えしたのかを簡単にお話していきます。

※この記事は主に偏差値60付近、およびそれより下の高校に通う受験生、またMARCHレベルまでの志望の受験生に向けて書かれています。

なぜできるだけ早く?

理由1 進学校との差

できるだけ早く取り掛かった方が良いということに関してはそれはそうだと皆さん思うと思います。

まず、受験勉強において重要なことは勉強の「量と質」です。量を確保しなければいけないのです。

特に、ほとんどの偏差値60までの公立高校では1年生から受験を意識した学習といった観点で授業や指導は行われていないため量も質も足りておらず、受験に必要な力が備わっていません(これは実体験によります)。

そのため進学校といわれるレベル層の高い高校で1年生から受験を意識した学習、指導を自然と受けている受験生たちと大きな差が開いてしまいます。

あまり勉強はしていなかったけれど合格しました。という学生はほとんどの場合こういった進学校に入った時点で基礎ができており、さらに高校で自然と受験を意識した勉強をさせられていたからです。

実際に難易度の高い高校の問題を見てみると大学の問題と遜色ないように感じたりするものも多くあります。

こういったことからその差を埋めるためにということができる限り早く受験勉強を始めた方が良いという1つの理由です。

理由2 基礎の定着時間

基礎の定着というものは時間を要するもので一朝一夕でどうにかなるものではないです。

そして一度定着したものはしばらく離れず身になっているものです。

1,2年生で少しずつでも単語、文法を定着させておくことができていれば、3年生ではそれを適宜復習し、あとは実践的な問題を解くことで足り、

進学校のあまり勉強をしていなかったけれど合格しましたという現象につながっているといえます。

つまり、総勉強時間は変わらずとも1,2年生で基礎の定着という受験勉強を行っておけば、3年生で根を詰めるといったことがなくてもいいのです。

3年生で余裕を持つためにも可能な限り早く受験勉強を始めましょう。

なぜ3年生春休みには?

理由1 勉強時間の確保

大きな理由としては1学期が始まってしまうと学習時間があまり確保できないことです。

学校がある場合、1日に確保できる勉強時間はよくて5,6時間でしょう。

対して、学校がない休学期間は1日10時間ほど確保できるのですから、2週間ほどの短い期間でも

春休みもしくはそれ以前に受験勉強を始めることができればより多くの勉強時間を確保でき、力をつけることができるのは明らかでしょう。

理由2 勉強の結果はすぐに出ない

また、基礎の定着には時間がかかることはもちろん、基礎ができていなければ応用問題を含めた実践問題は解けません。

勉強したことはすぐに結果には出ません。実際に受験勉強を経験すると2,3か月後、もしくはそれ以降に結果が出るものであると身にしみて感じると思います。

したがって夏休みなどから本格的に受験勉強を始めた場合、そこから基本を身につけるのに2,3か月かかり、

そこからその結果が出るのがさらに2,3か月後、応用にとりかかりその結果が出るのが、、

とステップを踏んでいくとしたら、受験する2月にピークの状態で臨むことはできません。

このように考えると2月にピークを持っていくためには春休みから1年間のスケジュールを組んで臨むのが必要最低限な期間であると考えます。

まとめ

今回の記事では受験勉強はできる限り早く始め、春休みは始めるようにした方が良い理由についてお話しました。

また、春休みからの1年で合格を目指すことができるのはMARCHレベルまでで、

1,2年生で受験勉強をしていない受験生が1年で早慶上智レベルを目指すことは相当難しいので気をつけましょう。

他の記事では各教科のおすすめ参考書とスケジュールを紹介しているのでそちらも参考にして受験勉強に取り組んでいただけたらと思います!

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追記

独学で乗り越えられるとはいったものの、やはり一人で学び続けることの精神的負担や嚙み切れない内容の問題はでてくるかもしれません。

大学受験自体のシステムや知識の不足もあると思います。

そんな方には必要に応じて家庭教師としてお手伝いさせていただくことも可能です。(担当教科はおよび対応レベルは下記著者プロフィールをご参考ください。)

現在は中学生の家庭教師を担当しており、塾での高校生の指導も経験済みです。

もし、気になる方がいましたらお問い合わせよりお気軽にこちらについての質問、申し込みなどお寄せ下さい!

著者の受験プロフィール

受験教科

英語、国語(現代文、古文)、世界史B

合格実績

在学中H大学法学部法律学科合格(T日程およびA日程)

学習院大学法学部法学科合格(コア試験)

成蹊大学法学部法律学科(A方式合格)

成城大学法学部法律学科澤柳奨学金特待生合格(A方式)

東洋大学法学部第一部法律学科合格(一般前期3教科国語重視)

専修大学法学部法律学科合格(全学部統一入学試験)

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