歌といえば恋愛ソング、小説といえば恋愛小説ですよね笑
今回は本好きな方、とりわけ恋愛小説好きな方や普段あまり本を読まないという方にも読んでいただけるようなおもしろい、また感動する小説を紹介しています。
メジャーなものから少しマイナーなものまで実際に読んで厳選したおすすめのものを紹介しているので、
メジャーなものが読みたい人にもあまり有名でないものを読みたい人まで全ての人に適しています!
なお、本記事では小説をNO.〇と順に紹介していますが、これはランキングなどではないのでご自身が興味を持てたものをお好きに見つけて頂けたら嬉しいです!
目次
NO.1 桜のような僕の恋人
ランキングではないといったものの、おすすめの小説はと聞かれて真っ先に答えるのはこの小説というくらいおすすめの作品です!
作者の宇山桂佑さんは「今夜、ロマンス劇場で」などで映画化もしている有名な方です。
また、この「桜のような僕の恋人」もNetflixで中島健人さんが主演の映画化している人気作。
どのサイトのおすすめ小説にも入っているのではないでしょうか?
この本の特徴は読みやすさで、比較的小説の中では簡単な文で書かれているので、
普段あまり小説を読まないという方にも自信をもって紹介できます。
王道ストーリーではありますが、その中にギャグ的な面白さも交えられており、
すらすら読み進められ没入してしまい、最後には涙が止まらないという王道の中のまさに頂点。
そこまで分厚いものではないので気軽に読むことができます。この作品については全くのネタバレなしで楽しんでほしいのであえてあらすじは載せませんが、
言っておくと本当に涙腺崩壊なので学校や会社などでは読まない方が良いです、たとえ前日であっても笑
僕の場合は学校の前日に読んでいましたが、顔がはれすぎて、朝になってもはれが引かずに友人にいじられまくりました笑
数々の小説を読んできてそんな経験は一度もないのでそれだけこの作品が素晴らしいものということですね。
抜群におすすめですし、実際におすすめして読んでもらった友人も弟もすごく気に入ってくれていました!
NO.2 君に恋をするなんて、ありえないはずだった
こちらは2冊セットで完結です。
関わることもなかったクラスの中で地味で冴えない少年と美人で人気者の派手系ギャルの純粋ラブストーリー。
受験生の恋という珍しい恋物語を描いたもので、受験生の恋というテーマが読みたい人にもおすすめ。
2人の行き違いが非常にもどかしいのですが、ついおもしろくて読み続けてしまう甘酸っぱい王道青春作品です。
僕も非常に好きな作品で、とにかく先が読みたくなって一気に読み続けて、見終わってしまったことを覚えています。
こちらも簡単な文で普段、漫画を読む人などでもすらすらと読み進められると思います。
甘いながらも行き違いを繰り返す青春ラブストーリーは誰にでもおすすめできる作品です!
2021年に新しく発売された上記の2作では描かれなかった日常編を描いたこちらもおすすめ。
前日譚、小中学校時代、卒業後が描かれた2人の恋愛はこのシリーズのファンにはたまりません!
NO.3 君の膵臓をたべたい
ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。
イトルは「共病文庫」。
それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて——。
読後、きっとこのタイトルに涙する。
引用元:君の膵臓をたべたい | 双葉社 (futabasha.co.jp)
もはやこちらをしらない人はいないのではないでしょうか。
いまや人気の小説家、住野よるさんが書いたこちらは映画化され、大変人気を博した小説ですね。
はじめは僕もタイトルにうろたえたものですが、作品を読んでからタイトルを見ると納得の素晴らしさ。
とにかくこの作品は言葉が美しいです。
また、読みやすいながらもしっかりと伏線をはっているところをみると完璧ですね。
僕もほとんどの住野よるさんの作品を読んでいますが、こちらがやはりお気に入りです。
映画を見たという方でも実写化は小説とは少し異なっているので、こちらをみてみると違うものが見えてくるのではないでしょうか、ぜひ、ご一読ください。
NO.4 どこよりも遠い場所へいる君へ・また君と出会う未来のために
ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。
采岐島には「神隠しの入り江」と呼ばれる場所があり、夏の初め、和希は神隠しの入り江で少女が倒れているのを発見する。
病院で意識をとり戻した少女の名は七緒、16歳。
そして、身元不明。入り江で七緒がつぶやいた「1974年」という言葉は? 感動のボーイ・ミーツ・ガール!
引用元:どこよりも遠い場所にいる君へ/阿部 暁子/syo5 | 集英社 ― SHUEISHA ―
仙台の大学に通う青年・支倉爽太は、人には秘密にしている過去があった。
失意の底にいた小学校三年生の頃、幽霊が出ると噂のある海で溺れたことをきっかけに、遠い未来――2070年――へと時間を超えたことがあったのだ。
そして現代に戻れたあとも、未来で出会った年上の女性を忘れられずにいた。
再会する方法など分かるはずもなく、気持ちを押し殺して大学とアルバイトに明け暮れていた爽太。
しかし、大学の室内楽サークルに入っている友人達の揉め事に関わる中で親しくなった八宮和希という青年に「おれは、過去から来た人に会ったことがある」と告げられて…?
引用元:また君と出会う未来のために/阿部 暁子/syo5 | 集英社 ― SHUEISHA ―
こちらもシリーズもの。まず、この美しい表紙のイラストに惹かれますよね。
有名なストロボエッジ、アオハライドも同じ阿部暁子さんによるものです。
この作品はとにかく両冊において読み終わったときの伏線回収がすごいです。
え、そうだったんだ。とつい、読み返したくなります。
自然あふれる描写も美しく、両冊を通じて一貫する愛の強さには感じるものがあります。
田舎、島の自然描写の中の物語が好きな方、思い続ける強い愛が読みたい方におすすめ!
NO.5 青い月の夜、もう一度彼女に恋をする
ひとつきに二度、満月がくる”ブルームーン”の8月、17歳の僕は法事で京都の嵐山にある祖母に家に行った。
最初の満月の夜、僕は傘で泉の水をすくっている少女と出会う。「ブルームーンが終わるまでここにいる」という彼女に惹かれていく僕。
同じ年なのに不思議な雰囲気の彼女には、大きな秘密があった――「僕はずっと君を、未来で待っている」運命の糸で結ばれた2人を描く、時空を超えたラブストーリー。
引用元:株式会社双葉社|青い月の夜、もう一度彼女に恋をする|ISBN:978-4-575-51929-7 (futabasha.co.jp)
この作品がおすすめな理由は京都の描写の美しさです。
美しい京都の町でブルームーンのもと、時空を超えて繰り広げられるラブストーリーなんて悪いはずがないですよね。
また、彼女の秘密、境遇についてはあまり見ないものかもしれないので少し新鮮味をもって読んだり、考えされられる内容かもしれません。
京都や美しい風景が描かれる作品が好きな方におすすめする一冊です。
NO.6 僕は何度でも、きみに初めての恋をする。
こちらもあえてネタバレなしであらすじは載せません。
王道ストーリーなんですが、少し違うところがあるこの一冊。
ラブストーリーの中で思春期のもがきと成長も描かれていることもおすすめのポイント。
思い続ける強さと覚悟に考えさせられた作品です。
NO.7 三日間の幸福
こちらも非常に人気のある作品で、僕が持っているのに弟も同じ本を買っていて2冊本棚にありました笑
この作品は設定は差し置き、いい意味で世界観が現実的です。
思春期を過ぎていくなかで自分の価値というものに気がついてきて現実を見させられます。
描いた理想と現実、変わらないものと変わったもの、そんな残酷な世界でみつけた本当の幸福とは。
今に悩む人や愛について考える人にもおすすめです。
NO.8 八月の終わりは、きっと世界の終わりに似ている。
僕が好きで多くの作品を読んでいる天沢夏月さんの作品です。
題名通り夏を感じさせるこの作品は年上の彼女と年下の彼との恋愛物語なのでそういった話が好みの方にもおすすめ。
交換ノートを通じて描かれ、感動を誘います。年上の彼女は非常に淡く美しく描かれていることが印象的です。
こちらもネタバレは控えておきますが、天沢夏月さんの直筆コメントにあるように夏、とりわけ八月になにかやり直したい思い出や大切な思い出がある人におすすめです。
NO.9 七月のテロメアが尽きるまで
こちらも同じく天沢夏月さんの作品で青春小説です。
正直、少し難しいという印書を受けたものの考えさせられる内容です。
天沢さんの感性によって描かれる思春期特有の痛々しさが切なく美しい作品です。
ひょんなところから秘密を共有して特別な関係になる二人を通じて「死」というものが描かれています。
その中で二人が使った「透明」という言葉には思春期特有の痛みを表す言葉に感じられて今でも特別に思っています。
NO.10 レインツリーの国
きっかけは「忘れられない本」。
そこから始まったメールの交換。
共通の趣味を持つ二人が接近するのに、それほど時間はかからなかった。
まして、ネット内時間は流れが速い。
僕は、あっという間に、どうしても彼女に会いたいと思うようになっていた。
だが、彼女はどうしても会えないと言う。
かたくなに会うのを拒む彼女には、そう主張せざるを得ない、ある理由があった――。
有川浩 『レインツリーの国』 | 新潮社 (shinchosha.co.jp)
有名な小説家である有川浩さんの作品です。また、玉森裕太さん主演で映画化もされている有名な作品でもあります。
個人的にこの作品には驚きと学びがつまっていて印象深くおすすめできる作品です。
他の作品があまり焦点を当てられていないところにスポットライトをあてて深く書いていることから有川浩さんが熱心に学ばれて書かれたことがわかります。
ネタバレはしたくないので言えませんが彼女が会えない理由には学ばされることが多く、作品を通して良い意味で皆さんが持っている勝手なイメージというものを壊して現実を教えてくれます。
比較的に薄い本なのですぐに読めると思えますし、面白いながらにも学びがあり、僕自身すごくためになったと感じている作品なのでぜひ誰にでも読んでいただきたい作品です!
NO.11 阪急電車
隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるちょっと気になるあの人だった……。
電車に乗った人数分の人生が少しずつ交差し、希望へと変わるほっこり胸キュンの傑作長篇小説。
阪急電車 | 株式会社 幻冬舎 (gentosha.co.jp)
こちらも有川浩さんの作品ですがその中でも一押しで、映画化もされている作品です。
先ほどのレインツリーの国は考えさせられる作品ですが、こちらは本当にほっこり胸きゅんなので誰でも気軽に読むことができます笑
宝塚駅、宝塚駅南口駅、、と駅(編)ごとに同じ電車の別の恋模様が描かれ、それが全く別のお話かと思いきや交差している様子も分かり、ついついもう一度読み返したくなります。
人間一人一人にドラマがあり、彼ら一人一人が主人公で、物語、ないし人生はその交差なんだなと思わされます。
とにかくおもしろくて胸がときめくような内容になっているので全ての方におすすめです。
No.12 この恋は、とどかない
恋なんてばかばかしくて、嘘くさい。周りに合わせてはいるけれど、実際はそれを知らない少女が恋というものを知る物語。
恋をすることは苦しむことだ。苦しみたくないなら、恋をしてはいけない。でも、そうすると、恋をしていないということでまた苦しむことになる。(ウディ・アレン)
作中にもある言葉ですが、この作品はまさにその恋をしていないことに苦しむ人、恋を知らない人、恋なんてと思っている方たちにおすすめの一冊です。
中高生の恋の楽しさや苦しみが切実に描かれ、恋をしてきたあなたにもあの時の感情が思い出されます。
作中に出てくる数々の恋愛名言にも注目!
NO.13 リバーシブル・ラブー初恋解離ー
こちらは比較的新しく知名度としてはまだあまりないかもしれませんが非常におすすめ!
楽器店でアルバイトをする青年がある一人の女性に恋をします。徐々に距離を詰めていく二人の間にあるある問題と壁。
夢と恋との両面で成長していく二人を見ると、恋はやはり人を変えてくれると感じます。
湘南を舞台にし、江ノ電などの情景が美しく描かれています。バイオリン、ギターとを通じて魅せてくれるこの作品の音楽表現も美しく描かれているので視覚だけでなく、
聴覚的にも疑似的に読書でき、音楽が好きな人にもおすすめ。
まとめ
今回の記事では本好きな僕が実際に読んでおすすめする人気恋愛小説を多く紹介してきました。
ぜひ少しでも興味を持てた作品があれば実際に読んでみていただければ嬉しいです!多くの作品を見て自分のお気に入りのものを見つけて、あなたも誰かにおすすめしてみるのもいいかもしれません!